奄美市(あまみし)の地層
奄美大島は多種多様な動物の棲む世界的にも貴重な場所で、東洋のガラパゴスとも呼ばれています。奄美市は龍郷町を挟んで二つに分かれますが、東の笠利半島は隆起し、第四紀の琉球石灰岩が平坦な地形をつくっています。西部は四万十累層群に対比される、恐竜時代に深海に堆積した地層が険しい山をつくり、その山が海までせまるリアス式海岸が続いています。住用川の河口にはマングローブの原生林が広がっています。
奄美市の地層名リスト
*各層名の前の色は、画面右側の凡例(層序表)の色に対応しています。詳しくは、凡例(層序表)をクリックし、拡大してご覧下さい。地層の年代の古さや性質などがご確認いただけます。
- ●堆積岩類
- 琉球層群:笠利石灰岩・三鳥屋層・平層
- 和野層
- 四万十累層群相当層:大勝層・大棚層・名瀬層
- ●深成岩類
- 奄美大島の深成岩類
お問い合わせはこちらから