鹿児島フィールドミュージアムは、鹿児島大学総合研究博物館が行う地域連携型ワークショップです
The Kagoshima Field Museum is a workshop that the Kagoshima University Museum and the region survey, and research together.
鹿児島フィールドミュージアム
HOME
>
ノードマップ
>
地質・エリア選択ページ
> 錦江町の地層
錦江町(きんこうちょう)の地層
錦江町の東部に、古第三紀の日南層群と、それに貫入した大隅花崗岩が分布しています(肝付町参照)。肝付町との境に花崗岩がつくる海抜930メートルの稲尾岳には、日本でも数少ない照葉樹の原生林が広がり、頂上付近にはモミ、ツガなどの針葉樹がみられます。西部には阿多火砕流が台地をつくり、田代の花瀬の滝の上に広がる平坦な一枚岩の河床(花瀬公園)は、阿多火砕流の溶結凝灰岩が形作っています。その台地の縁には、同じ溶結凝灰岩に神川の大滝がかかっています。溶結凝灰岩の下には、阿多火砕流が堆積する前は海だった証拠の、貝化石を多く含む大根占層が分布しています。
錦江町の地層名リスト
*各層名の前の色は、画面右側の凡例(層序表)の色に対応しています。詳しくは、凡例(層序表)をクリックし、拡大してご覧下さい。地層の年代の古さや性質などがご確認いただけます。
●堆積岩類
大根占砂礫層
四万十累層群:日南層群
●深成岩類
大隅花崗閃緑岩
●火砕流堆積物
幸屋火砕流
大隅降下軽石・入戸火砕流
田代火砕流
阿多火砕流
鳥浜火砕流
お問い合わせはこちらから
HOME
ノードマップ
フィールドミュージアムとは?
活動支援アドバイザー
サイトマップ
リンク集
お問い合わせ