鹿児島フィールドミュージアムは、鹿児島大学総合研究博物館が行う地域連携型ワークショップです
The Kagoshima Field Museum is a workshop that the Kagoshima University Museum and the region survey, and research together.
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南種子町(みなみたねちょう)の地層
南種子町の西海岸は、深海に堆積した古第三紀の熊毛層群が断崖をつくっています。上立石海岸では、熊毛層群に挟まれた枕状溶岩を観ることができます。東部には大陸の縁辺部の浅い海底に堆積した新第三紀中新世の茎永層群が広く分布し、河内ではおびただしい数のカキ化石が、生きていた当時の状態をとどめて(原地性)出現しました。カキのほかに、今もマングローブの泥底に棲息するウミニナ、ヘナタリなどの巻貝も多く見つかっています。この泥層から一抱えもあるリクガメの化石も見つかりました。ここが大陸の内湾であった証拠です。「河内化石公園」として学校教育や生涯教育に活用されています。
南種子町の地層名リスト
*各層名の前の色は、画面右側の凡例(層序表)の色に対応しています。詳しくは、凡例(層序表)をクリックし、拡大してご覧下さい。地層の年代の古さや性質などがご確認いただけます。
●堆積岩類
竹之川層
長谷層
増田層
茎永層群:田代層・河内層・大崎層
四万十累層群:熊毛層群 西之表層・立石層・門倉崎層
●火砕流堆積物
幸屋火砕流
入戸火砕流
阿多火砕流
●地形
種子島の段丘
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