湧水町(ゆうすいちょう)の地層
湧水町は、町の名前にふさわしく、丸池湧水に代表される多くの湧水があります。丸池湧水は1日に4万トンもの水が湧き出し、名水百選にも選ばれています。北部、西部は新第三紀から第四紀の火山体が分布し、シラスが埋める吉松の低地は、約30万年前の噴火で形成された加久藤カルデラの西縁と考えられています。ミネラルに富む湧水のほかに、霧島火山の山麓であることから吉松温泉や栗野岳温泉などの温泉が点在します。霧島火山の西麓にあたる栗野岳はチョウ類や甲虫類の宝庫で、近くには美しい景観を取り込んだ「鹿児島県霧島アートの森」があり、多くの美術愛好者が訪れています。
湧水町の地層名リスト
*各層名の前の色は、画面右側の凡例(層序表)の色に対応しています。詳しくは、凡例(層序表)をクリックし、拡大してご覧下さい。地層の年代の古さや性質などがご確認いただけます。
- ●火山岩類
- 肥薩火山岩類
- 菱刈地域の火山岩類
- ●火砕流堆積物
- 入戸火砕流
- 下門火砕流
お問い合わせはこちらから