2005度のイベント


 
「雪舟と桂庵玄樹」


 
「世界の水銀汚染と水俣」


これもつかえる・あれもつかえる
 

 

 

 
「ティボリの音楽とダンス」


  
「山地に暮らす人々−その歴史と文化−」


 ■ 特別展「植物のビーズ−おしゃれ!ジュズダマ」



写真① 
 手作りブラウスを飾るカレンの女性
 ミャンマー、バゴー山地にて
2002年12月落合雪野撮影








写真② 
 ラオス、ポンサリー県
 のアカ人の村にて
2004年8月落合雪野撮影


 ボランティアの方々と準備


「黒潮を渡った旧石器時代の人びと」
 


「アートを楽しくする段取り」
 
 ジンバブエで地元のアーティストと交流する宮薗さん
 (2005年1月)
   
 5月14日(土) 14:00〜16:00
 第8回市民講座 
「雪舟と桂庵玄樹」 
   講師  渡辺 雄二(福岡市美術館学芸員)
   場所  郡元キャンパス総合教育研究棟201室
 来年、没後500年を迎える雪舟は、室町時代の水墨画家として広く知られています。今回の講演会では、薩摩の地で宋学を確立した桂庵玄樹と世襲との関係に着目し、新たな雪舟像についてお話をいただきました。

 6月24日(金) 16:30〜18:30
 第9回研究交流会 「世界の水銀汚染と水俣」
   講演1「世界の水銀汚染を捉える」
         赤城洋勝(国際水銀ラボ)
   講演2「八代海に水銀は広がっているか」
         大木公彦(鹿児島大学総合研究博物館)
         富安卓滋(鹿児島大学理学部)
   場所  郡元キャンパス総合教育研究棟201室
 元国立水俣病総合研究センター国際研究部長として、長く水俣から世界の水銀汚染にかかわってきた、赤城洋勝先生は、現在、国際水銀ラボ研究所長として世界の水銀汚染に向き合っています。
 とくに、中央アジアを中心とした国々に対し、問題解決に向けた技術支援を進められています。
 水俣との関わり、世界の水銀汚染、赤城法の名で世界に知られる高感度水銀分析法開発の裏話などもわかりやすくお話ししていただきました


 ◇7月30日(土) 9:00〜17:00
 第5回自然体験ツアー

 「これもつかえる・あれもつかえる−身体をつつむかたち−
 講師:佐藤 優香(国立歴史民俗博物館助手)
 場所:鹿児島アートの森多目的ホール
 対象: 小学校高学年以上の児童と生徒、その保護者
 参加費: 移動用バス代・入館料、企画展閲覧料などの実費
 協力:鹿児島県霧島アートの森
 学習環境コーディネーターの佐藤優香さんと一緒に霧島アートの森を訪れ、「着るもの」と「着ること」についてかんがえるワークショップです。特別展「植物のビーズ -おしゃれ!ジュズダマ」 の関連イベントです。(写真①)

8月19日(金) 14:00〜17:00
 第2回鹿児島大学子ども見学デー

 「探検!発見!大学の図書館と博物館
 大学の中には、小学校や地域とはちがう図書館や博物館があります。子どもたちと保護者が一緒に大学の施設を見て歩き、親子のふれあいを深め、夏休の体験学習の機会に。
 場所:郡元キャンパス
     鹿児島大学付属図書館・総合研究博物館常設展示室
   →案内

8月16日(火)〜9月5日(月)
 加世田市 六堂会古墳発掘調査
 加世田市小湊(相星地区)にある南薩唯一の石棺をもつ古墳の墳形確認調査です。  案内→発掘調査案内 

10月18日(火)
ティボリの音楽とダンス
  −フィリピンミンダナオ島から−

 講師:長瀬アガリン(KAFRINEセンター代表)
     石井正子(国立民族学博物館)
 場所:郡元キャンパス総合教育研究棟2F
      プレゼンテーションホール
 参加無料
 ミンダナオ島南部山地に住むティボリの人たちは独自の音楽とダンスを伝承しています。そしてその踊り手はたくさんのアクセサリーを身につけています。そのようすをミンダナオ島出身の長瀬アガリンさんに実演していただき、石井正子さんに解説していただきました。

10月29日(土) 14:00〜16:00
 第9回市民講座 (参加費無料)

 「山に暮らす人々−その歴史と文化」 
 講師:クリスチャン・ダニエルス
     (東京外国語大学教授)
 場所:郡元キャンパス総合教育研究棟201室
 この市民講座では、第5回特別展「植物のビーズ
 —おしゃれ!ジュズダマ」で衣服を紹介する東南
 アジア大陸部山地の少数民族について、その
 歴史や言語、生活習慣などを、現地調査を
 行っている研究者がわかりやすく解説しました。

 ◇10月17日(月)〜11月16日(水)
  10:00〜17:00

 第5回特別展 (観覧料:無料)

 植物のビーズ −おしゃれ!ジュズダマ 
 場所:郡元キャンパス総合教育研究棟2階 
     プレゼンテーションホール
 東南アジアをはじめ、世界のあちこちにはジュズダ
 マの実をビーズのようにつかって、アクセサリーや
 衣服などいろいろなものを飾って楽しんでいる
 人たちがいます。今回の特別展では、このような
 ジュズダマの民族資料をみなさんにお目にかけ
 ながら、植物と人とのおしゃれでたのしい関係に
 ついて紹介しました。

 ◇12月3日(土) 13:30〜17:00
 第10回研究交流会 (参加費無料)

 「黒潮を渡った旧石器時代の人びと 
講演1 「鹿児島の旧石器時代−最近の調査成果より−」
     宮田栄二(鹿児島県埋蔵文化財センター)
講演2「旧石器時代の鹿児島の環境」
     井村隆介(鹿児島大学理学部)
講演3 「世界最古の航海民−琉球列島の旧石器文化−」
     小田 静夫 (元東京都教育庁・東京大学講師)

 場所:郡元キャンパス総合教育研究棟201室

2006年1月28日(土) 14:00〜16:00
 第5回公開講座 (参加費無料)

 アートを楽しくする段取り」 
 講師:宮薗 広幸(松陽高校教諭) 
 場所:郡元キャンパス総合教育研究棟201室

  身近な生活に接近してきた、今日の多様化したアートの場面
 をどう接するか。文化行政、キュレーション、美術教育、国際協
 力、彫刻制作など多面的な視点で、造形的な表現や鑑賞を楽し
 むための段取りを提案いたします。

  "Making art more enjoyable"
Hiroyuki Miyazono
Place: Room 201, Building for Research and Education, Kagoshima University
Admission:Free

How should we communicate with today's diverse fine art scene that can now be felt closer than ever before? I will propose an idea for enjoying contemporary art and viewing it from diversified perspectives such as cultural administration, curatorial activity, art education, international cooperation, and sculpture creation.