本文へジャンプ 2010年1月25日更新 

魚類ボランティアのページ


鹿児島大学総合研究博物館では、地質学、植物学、考古学、資料展示や各種イベントなどの様々な分野で多くのボランティアさんが活動しています。ここでは博物館ボランティアの中でも魚類コレクション構築に参画しているボランティアの活動を紹介します。


鹿児島の魚類とボランティア

 鹿児島県は南北600 kmに広がり、温帯性と熱帯性魚類の分布の境界に位置します。また、本県は、水深200 mを超える閉鎖的な鹿児島湾や多数の島嶼域などきわめて多様化した環境も有しています。このため、鹿児島県は日本で最も魚類の多様性が高い地域といえます。多種多様な魚類が生息する学術的にも興味深い貴重な地域であるにもかかわらず、これまで再現性のある標本に基づく包括的な魚類の研究は行われていません。鹿児島県におよそ何種の魚が生息するのか、という単純な疑問にさえ答えられる人はいないのです。
 近年の急激な環境の破壊や悪化に伴い、鹿児島県でも生物の多様性が低くなっていると懸念されています。生物多様性を保全するためにも、多様性の「現状把握」は急務です。魚類ボランティアは鹿児島県における魚類多様性の現状を記録するために魚類の収集・保存・管理などの活動を行っています。魚類ボランティアによって作製された標本は、人類共通の財産として後世に引き継がれます。


主な活動内容

魚類の採集、同定、標本作製、標本写真撮影、データ登録、標本の維持管理、学習会、教育普及活動など 詳しくはこちら→PDF
 ※標本作製は基本的に毎週水曜日の13:00〜24:00、その他の活動は不定期ですが、ほぼ毎日行っています。
 ※どなたでも参加・体験ができます。
詳しくはこちら→PDF

鹿児島産魚類の研究 詳しくはこちら→PDF

魚類標本作製マニュアル 詳しくはこちら→PDFs

ボランティア学習会 詳しくはこちら→過去の講演

リンク 魚類ボランティアの個人ブログ

お魚三昧生活

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